遠近両用コンタクト。気になるけれど値段や仕組みがわからなくて躊躇している人も多いのでは?
実際に使ってみたら想像以上に快適で、久しぶりにアイメイクもして、お出かけも楽しくなりました。
見た目も気持ちもちょっぴり若返る遠近両用コンタクトについて紹介します。
突然やってくる老眼

中学生の頃から近視でめがねっ子だった私。
近視の人は老眼にならないなんて根拠のない噂を信じていたのですが、噂は噂でした。
「老眼はある日突然来て、あっという間に進行するのよ」という先輩たちの教え通り、40歳を過ぎてしばらくして、急に近くのものが見えづらくなり、ちょ、ちょ、ちょっと待ってというひまもなく、あっという間に老眼の仲間入り。
コンタクトをしていたので100均の老眼鏡を買って使っていました。
ところが仕事で小さな文字を見るのでコンタクトの時は常に老眼鏡。
しかも夕方にはコンタクトを入れていた眼が痛くなる日々が続き、眼科で診てもらったところ「加齢によって眼の水分が減ってきているのでコンタクトが乾燥して痛みが出てきているんです」との診断。
ショックですっかりコンタクトを使用しないようになりました。
でも、先日ちょっとしたパーティーに出席するために久しぶりにコンタクトが必要になって3年ぶりに眼科へ。そこではじめて遠近両用コンタクトを試してみたんです。
老眼の原因
近くのものが見えづらくなる老眼。
老眼は眼の中でピントをあわせる役割をしている水晶体のまわりにある毛様体筋という筋肉が衰えることで起こります。
近くのものを見るときは毛様体筋が縮むことで水晶体が厚く、遠くを見るときは水晶体が緩むことで水晶体が薄くなって、それぞれピントがあうようになっています。
毛様体筋が緩みっぱなしで縮みづらくなるので手元にピントが合わなくなるんですね。
遠近両用レンズの仕組み

遠近両用レンズは中心が近視用、外側に向かって老眼用にレンズの厚みが変わっています。
遠くを見るときはまっすぐ、コンタクトレンズの中心を通して見ることとになりますが、手元を見るときは目を下の方に動かして見るため、コンタクトの端を通して見ることになります。
なので1枚のレンズで遠くも近くも見ることができるんです。
実際の使用感

「遠近両用コンタクトは慣れるまで気持ち悪い」という声をよく聞きましたが、私の場合まったく違和感を感じませんでした。
装着してすぐに慣れて、遠くも、手元の本を読むこともできました。
私が試したのはクーパービジョンプロクリア ワンデー マルチフォーカル。
1日使い捨てタイプのコンタクトです。
1箱30枚(一ヶ月分)入っていて4,298円(税込み)と、通常の使い捨てコンタクトより1,000円ちょっと高いくらいです。
検索すると3,000円台で購入できるお店もあるようですし、ネットでは最安値で1,600円というのもありました。慣れたらこういうのを利用するもいいですね。
まずは試してみる

私は最初から違和感なく遠近両用コンタクトが使えましたが個人差があるのは確かです。まずは試してみるところから始めてみてはいかがでしょうか?
眼科でコンタクトレンズ用の処方箋を発行してもらうとき、商品をいろいろ試してみることができます。
一度使用したコンタクトは、そのままつけて帰ることができるので1日試してみてから購入するのも良いですね。
処方箋を発行してもらうのにかかる費用は380円ほどです(2018年10月現在)。実際にその場でコンタクトを購入して帰っても未開封なら返金してくれるお店が多いです。
やっぱりダメだったというときも返金、もしくは別の商品への交換もできます。最初は信用できる店舗で購入しましょう。
外出が楽しくなる遠近両用コンタクト

私が今回使用したクーパービジョンプロクリア ワンデー マルチフォーカルはコンタクトなのにヒアルロン酸の2倍の保湿力をもった瞳の角膜細胞をモデルにした次世代素材PCハイドロゲルを使用しているので、夕方使用してても目が乾燥することがありません。
コンタクトにすることでお化粧も楽しくなり、お化粧するとお洋服選びにも気を使うようになり、外に出て人と会うのも億劫じゃなくなりました。
子どもが大きくなって学校行事もなくなり引きこもりがちになっている人は、遠近両用コンタクト試してみませんか?
遠近両方コンタクトの別の記事はこちら
遠近両用コンタクトを買えるお店の比較もしてみたので、参考にしてくださいね!

オススメしない遠近両用コンタクトの口コミはこちら
