ニュース・新商品

50代からのトレンドカラーを取り入れよう!「2019年の色」、発表。

2019年の色

一般社団法人日本流行色協会(JAFCA)より、2019年を象徴する色が発表されました。
選ばれるのは、単に流行した色、あるいは流行する色という意味ではなく、その時代のムードを象徴するさまざまなキーワードを包含した、その年の「テーマカラー」と言えるものです。

また、今年から新たに、50代以上の方々に向けたトレンドカラーの発表も始まりました。新しい時代のシニア層にとって本当に心地よい色とはどういうものか、ファッション、化粧品、住宅設備など様々な産業界の方が集まり、検討、検証する活動が行われています。

はたして、今回はどんなカラーが選ばれたのでしょうか?

今年、2018年の色とは?

2019年の色を発表!
と、その前に・・・そもそも今年、2018年の色はどんな色だったのでしょうか。

日本流行色協会(JAFCA)では2018年の色として「ビジョナリーミント」と名付けたミントカラーを選定していました。

2018年の色2018年の色、ビジョナリーミント Visionary Mint

<色名> ビジョナリーミント Visionary Mint
マンセル値:2.5B9/2.5 系統色名:ベリーペールブルー

※ マンセル値=マンセル・カラーシステムによる色の数値表現。マンセル・カラーシステムは、色を数値的に表すための表色系のひとつで、色を色相・明度・彩度の3つの属性で表現しています。系統色名とは、色相、トーンなどにより系統的に分類した色名です。

それでは、この「ビジョナリーミント」の選定理由をキーワードとともに見てみましょう。

闇の向こうの未来、心身をリフレッシュ

今年はパンドラの箱が開いた年と言えるかもしれません。古くからの悪しき慣習を世の中の常識に照らした時、パワハラやセクハラとして認められるなど、次々と闇の部分が明るみに出されました。2018年は、新たな時代を迎えるために通過しなければならないことが、たくさん表出した年といえます。

ビジョナリーミントは、こうした混迷を極める時代の中で、行く先を示す一筋の希望の光を象徴し、心身をリフレッシュし清涼な気分になりたいという人々の思いを反映した色です。

2019年、「平成」は終わりを告げます。この30年に時代は大きく変わり、今もまだ先の見えない揺れ動く時代にあります。その意味で、透明感があり清々しい気分を与えるビジョナリーミントは、今後も大切な色になるでしょう。

シームレスにつながる時代

ここ最近の複合商業施設では、境界をゆるやかにして、自由に回遊できる空間デザインが主流になっています。開かれた空間で人がつながり、新たな発想が創出される場としてデザインされています。

空気や水はシームレスに地球を巡ります。移動手段とコミュニケーション手段の発達によって、人も境界を越えてつながることができるようになりました。その様は自在に広がっていく水の流れのようです。ビジョナリーミントは水のような自在さを象徴する色として、今後も引き続き注目されます。

今年1年を振り返り、改めて2018年を象徴する色としてこの色がふさわしいのでは・・・と感じられましたが、皆様はいかがでしょうか。

それではいよいよ、2019年の色の発表です!

来年、2019年の色とは?

2019年の色2019年の色、アウェイクニングオレンジ Awakening Orange

<色名> アウェイクニングオレンジ Awakening Orange
マンセル値:4.7YR6.8/11.4 系統色名:ストロングオレンジ

「Awakening」とは、「覚醒、気づき」という意味を持つ言葉。
元号が変わる2019年、「気づき」をもって新しい時代に向かうような、快活なオレンジが選定されました。

選定理由としては、以下のキーワードがあげられています。

覚醒、リスタート

2018年は、今まで隠されていた悪しき習慣と思われる事象が次々と明るみに出ました。私たちは今、本来あるべき姿に気づき、より良い未来に向けて一歩踏み出そうとしているところではないでしょうか。

オレンジの香りを嗅ぐと私たちは目の覚めるようなフレッシュな感覚を覚えます。明瞭な意識で新しい未来に踏み出す、前向きなエネルギーを象徴する色として、アウェイクニングオレンジを選定しました。

コミュニケーション、寛容さ

性別、文化、価値観などの違いを理解し多様性を認めるという「ダイバーシティ」の考え方がさかんにいわれるようになりました。互いの違いを理解し認めあうためには、会話をしていくこと、コミュニケーションをとることがとても大切です。

私たちは、人との会話を楽しんだり、ペットと触れ合ったり、誰かに「ありがとう」と言われたりすると温かい気持ちになります。オレンジは温かいひだまりや、楽しく賑やかな会話を連想させる色でもあります。

いつ戦争が起きてもおかしくない、きな臭い世界情勢にあって、アウェイクニングオレンジが、幸福感や寛容さを思い起こさせるきっかけになればという思いを込めました。

スポーツ、健康

東京オリンピックが目前に迫り、様々なスポーツ競技が活気を帯び、人々のスポーツへの関心も高くなっています。一方、前かがみでスマホに向き合う時間の多い現代では、心と体を動かす時間が大切です。高齢化社会においては、体を動かすことは脳の老化を防ぐ効果があることが科学的にも明らかにされています。

躍動感を演出し、生き生きとした生命の力を感じさせるオレンジは、今注目されているスポーツや健康といったイメージに相応しく、男女問わず愛されている色です。

50代以上のトレンドカラーとは?

一般社団法人日本流行色協会では、50代以上の方々をターゲットにした「高齢者を元気にするカラーデザイン研究会(略称SCSG)」の活動も行われています。

この度、新しい時代のシニア層を「アッパー・ジェネレーション“U.Ge(ユージー)”」と名付け、この世代の志向にあったトレンドカラー「U.Ge Color 2019-2020」が発表されました。

U.Ge Color 2019-2020U.Ge Color 2019-2020

さまざまなトレンドカラーの選定を中心とした活動を行っている中で、増大するシニア層に向けたカラーの指針が曖昧であるという問題意識から、2016年「高齢者を元気にするカラーデザイン研究会」を発足。

業界の垣根を越えた人たちが集まり活動する中で、先行きを見据えたシニア向けのカラーを選定しています。 この度、これまでの高齢者、シニアという名前を改め、新しい時代のシニア層(50代以上)として「アッパー・ジェネレーション Upper Generation(略称U.Geユージー)」を命名し、その世代の方々に相応しい2019-2020年に向けたトレンドカラーが選定されました。

その中から、特に注目される2つのカラーグループをご紹介します。

【U.Ge Color 2019-2020】

カラーの全体テーマは「水の形」。U.Ge世代には、自由で何事にもとらわれることがなく、「融通無碍(ゆうずうむげ)」にあってほしいという思いが込められています。2つのカラーグループを紹介します。

1.グループ名「湧く」

咲き誇る花のように内側から沸き上がるエネルギーをイメージした、レッド、ピンクなどの暖色系のカラー。身につけるとわくわくし、今すぐに出かけたくなるような気分が高揚するカラーです。

2.グループ名「深まる」

テーマの「水の形」に沿ったブルー系を中心としたグループ。水面の明るいブルーから深海の暗いブルーまでの様々な表情。様々な人生経験を経て深い知識をもつ人を、よりクールにかっこよく見せてくれる色です。

SCSG研究会で昨年実施されたU.Ge世代の嗜好調査の結果、ピンク系とブルー系の人気が高いことがわかりました。今回のカラーは、それらの調査結果とトレンドカラーの方向性を踏まえて選定されたものです。

それぞれピンク、ブルーを中心に同系色の多色配色として活用することが推奨され、またイエロー系やカッパーをアクセントとして組み合わせています。

一般社団法人日本流行色協会(JAFCA)公式サイトはこちら >>
https://www.jafca.org/

高齢者を元気にするカラーデザイン研究会SCSG公式サイトはこちら >>
https://www.jafca.org/membership/#unit-6828